「田中一郎、山田太郎、佐藤二朗。君たちは重大な罪で訴えられている。なにか反対意見はあるか?」
田中一郎「俺は悪くない。専門家に相談したら、ぜひやりなさいと言われたんです。だから、俺を責めないで、その人を責めてください」
山田太郎「私が悪いんじゃありません。セラピストに相談したら、ぜひそうしろと言われたんです。だから、私を責めないで、そのセラピストを責めてください」
佐藤二朗「僕も悪くないです。占い師に相談したら、ぜひやるべきだ!と言われたんです。だから、僕を責めないで、その占い師を責めてください」
裁判官はため息をついてから、判決を下した。
「本件には前例がないので、先輩の判事たちと話し合わざるをえなかった。
残念ながら、君たちの言い分は通らなかった。君たち全員に、最高刑を言い渡す。
だが、いいかね。わたしは同僚に相談し、この判を下せと言われたのだ。
だから、わたしを責めずに、彼らを責めてくれたまえ」
佐藤二朗おるのウケる笑
これは、どんな罪のどんな専門家なんか気になりまくるけど、それに詳しい人が太鼓判押したんなら仕方ないって、自分が裁判員なら思うかも。
だって自分よりその分野で知識ある人やもん、正しいって信じてしまう事は十分考えられるよね。
自分なら専門家やセラピスト、占い師も捕まえますね。確か教唆も罪だったはずですから。まあ実行犯は実行犯ですので心神喪失と認められなければ刑は執行しますけど。
仕事でパソコンについて詳しくない人が、
パソコンの詳しい人に聞くことはよくある。
その結果、誤った結果を引き起こしたときに「他人のせいにするのはよくない」理論を持ち出されると、少しモヤッとすると思う。自分で調べようにも自分の判断基準すら怪しいので。
専門家とセラピストは仕方ないと思い、占い師(佐藤二朗 笑)はダメだろうと思うのは自分の偏見だろうな。
責任の所在を決めるのって意外と難しいものだ。
誰かに聞きたい。←